免疫力向上にラクトフェリンを食べさせたいけれど

大人になって完全に免疫力が整うまでの間は、免疫力が不十分でありちょっとした病気であっても重症化しやすい傾向にあります。

特に幼い子の場合は大人ならば自然治癒で治せるような軽い風邪であっても、ただの風邪だと油断は出来ないため出来る限り健康状態を維持してあげることがお母さんの課題とも言えます。

風邪などの感染症も退けたいですが、特に冬場を中心に流行するインフルエンザやノロは積極的に退けたいものです。

これらの感染症から遠ざけるために免疫力を向上させてくれるのがラクトフェリンであり、これを食べさせたいと考える親は多いでしょう。

しかし一方でお腹を壊してアレルギー症状が出たという話もあるため、食べさせても問題がないのかどうかを迷ってなかなか購入に踏み切れないケースも珍しくはありません。
子供に食べさせても問題はないのでしょうか。

ラクトフェリンは子供に飲ませても大丈夫

結論から言えば幼い子であっても食べさせて大丈夫です。
そもそもこれは母乳にも含まれる成分であり、涙や唾液といった体液にもあるようなものですから赤ちゃんの頃から積極的に摂取をしているのです。

生後5日目までは母乳に含まれる量も多く100ml辺り600mgも含んでおり、出産後3週間以降は100ml辺り200mlと母乳を摂取している赤ちゃんは当たり前のように摂っているものなので心配する必要はありません。

ただ、健康を害するものではないとはいえそれでも摂り過ぎは良くないので、1日辺り100mgから300mg程度で抑えておく必要があります。
この摂取量は全世代共通の量であり、赤ちゃんであってもお年寄りであっても共通してこの量は推奨摂取量ですから大人だけが飲むようにと指示されているようなものでない限りは大人が飲む量を与えてしまっても問題ありません。

子供にラクトフェリンを食べさせる場合

子供にラクトフェリンを食べさせる場合

摂取の仕方としてはサプリメントが好ましく、最も摂取がしやすい方法であると言えます。
しかし、大人ならばタブレットタイプやカプセルタイプのものでも飲めますが、子供は薬と思って嫌がって飲まないということも十分に考えられます。

折角免疫力を高めようと思っていても飲まなければ意味がありませんし、かといって無理矢理飲ませてしまうと余計に拒否反応が強くなってしまいます。
摂取をさせる場合はヨーグルトなどの乳製品を活用しましょう。
成分が配合されたヨーグルトや乳飲料はコンビニやスーパーでも気軽に購入が出来ますから、美味しく摂取することが可能です。

サプリメントは飲まなくてもヨーグルトや乳飲料は甘くて幼い子でも飲みやすいように作られていますし、年齢に関係なく食べることが出来るものなので親子で一緒におやつを食べる感覚で摂取が出来るのです。
無理にサプリメントを飲ませることを考えるのではなく、自発的に食べてくれるものからの摂取を促しましょう。

ラクトフェリンで体調不良を起こす?

ラクトフェリンで体調不良を起こす?

中にはお腹を壊しアレルギー症状が出た子もいるのは事実です。完全に安全とは言えないのではないかと考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、そもそもラクトフェリンが含まれる食品は乳製品であり、牛乳にアレルギーを持っていると乳製品を摂取するわけですからどうしてもアレルギー症状が出てしまいます。
また、乳製品にアレルギーを持たなくても乳製品に一緒に含まれる他の材料や添加物にアレルギーがある場合にも反応をします。

純粋にラクトフェリンだけがアレルギーを起こす原因になるとは言い難く、アレルギー症状を起こした場合は口にしたものの原材料の何かにアレルギーがあると考えた方が良いでしょう。

また、お腹を壊したというのは摂取量が多いことが挙げられます。
腸の調子を活発化させる力がありますので、量が多いと腸が過剰反応しお腹の調子が悪くなって下痢をすることがあります。
量を調整して様子を見ながら食べさせてみるか、たまにヨーグルトでお腹を壊す子がいますので食べさせる乳製品の種類を変えてみると良いかもしれません。

親子の感染症対策に非常に有効である

親子の感染症対策に非常に有効である

以上から子供にラクトフェリンを食べさせても健康上の問題は何もなく、積極的に摂取を促して良いものと言えます。

摂取の仕方も摂りやすい工夫をすることによって無理のない摂取を促すことが出来ますから、食物アレルギーの心配がないのならヨーグルトなどから食べさせてあげましょう。

感染症対策としての効果は非常に高く、冬場になると特に悩みの種になるノロウィルスも5歳未満の幼稚園児46人に積極的に摂取を促したところ、感染者は2人に留まったという研究結果もあるくらいです。

危ないものなのではないかと考えて与えない方がむしろ危険なくらいですから、積極的な摂取を促してあげた方が下手に苦しむことにならずに済みます。

また、大人も毎日摂取をすることによって同様の対策が出来ますから、自分が貰ってきて感染させてしまったということも防げるので親子での対策にも有効です。
ラクトフェリンは安全なものですから子供に摂取を促してあげましょう。