初乳に豊富に含まれているラクトフェリンとは

初乳に豊富に含まれているラクトフェリンとは

ラクトフェリンは哺乳類の母乳に含まれている成分で、様々な効果があることから健康面美容面に役立てられています。

ラクトフェリンには赤ちゃんがお腹の外へ出ても健やかに成長できるよう、サポートしてくれる働きがあります。外の世界は空気中に様々な病原菌やウィルスが存在しているため、赤ちゃんがそれらの菌に感染してしまう恐れがあります。

しかし、母乳に含まれているラクトフェリンのおかげで、生まれたばかりの赤ちゃんは悪い菌に負けずに育つことができるのです。産後4~5日間の初乳には、ラクトフェリンが特に豊富に含まれており、タンパク質のうちおよそ25%がこの成分で占められています。そのため産後4~5日の生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの母乳の力で強力に守られていると言っても過言ではありません。

初乳を赤ちゃんに飲ませる理由とは

初乳を赤ちゃんに飲ませる理由とは

世界保健機構では、母乳育児を推奨しています。日本の産院でも同様です。出産直後にカンガルーケアを行っている産院も多く見受けられます。

カンガルーケアとは、出産直後の赤ちゃんをお母さんが胸に抱いて、肌を触れ合せたり、授乳したりすることをいいます。出産直後にお母さんの胸に抱っこされ、おっぱいを吸うことによって母子ともに精神的にもよい結果を生み出し、赤ちゃんの身体や心の健康にも良い影響を与えます。

カンガルーケアを行っている産院では、出産後30分以内に初乳を飲ませるようにしています。この初乳を飲むことによって、赤ちゃんはお母さんから免疫力をプレゼントされ、お母さんの肌の温度を感じ取ることが出来るため、安心感を得ることが出来ます。また産んだばかりのお母さんにとっても、カンガルーケアを行った後は、母乳の量が自然に増すというメリットがあります。

初乳は簡単に出るものなの?

初乳は出産後、初めてお母さんの乳房から出る母乳のことなのですが、成乳は白色であるのに対し、初乳はクリームがかった色をしています。初産の場合、すぐに初乳が出るという方はごく稀でなかなか出ず、出産後数日経ってからようやく出始める方も多いのではないでしょうか。

乳を出すためには、乳管が開通していなければなりません。初乳がなかなか出ない場合は、助産師が乳管を開通させるためのマッサージ方法を教えてくれますので、マッサージをすることによってようやく乳を出すことが出来ます。

特に最初、ホルモンの影響で母乳は生産されているのに、乳管が開通していないために胸が張って強い痛みを感じる場合もあります。初乳を出すためには根気よくマッサージをするか、赤ちゃんに乳首を吸ってもらうということを続けてみましょう。最初に諦めて授乳をやめてしまうと、母乳の生産もストップしてしまうため、諦めずに形だけでも授乳をし続けると、病院を退院する頃には乳が出始めるようになってくるでしょう。

ラクトフェリンヨーグルト授乳期間中の貧血を解消

ラクトフェリンヨーグルト授乳期間中の貧血を解消

授乳期間中は、立ちくらみやめまいなどの貧血の症状に悩まされることになります。

出産直後は、出血によって大量の血液が体外へ流れていきます。また、母乳はお母さんの血液から作られています。乳房の乳腺には毛細血管が張り巡らされており、血液中の栄養素を取り入れ、その栄養素が毛細血管に浸透することによって母乳が生産されているという仕組みです。そのため、授乳期間中はお母さんの鉄分不足を解消しなければなりません。

そこでお勧めなのが、ラクトフェリン成分が配合されたヨーグルトです。ラクトフェリンには鉄の吸収を促進させる効果がありますので、鉄分を含んだ食品と成分配合のヨーグルトを食べることによって、授乳で奪われた鉄分を補うことが出来ます。

また、出産後は便秘になりやすいので、ヨーグルトを食べることによって腸内で乳酸菌が増え、この成分の整腸効果により、便秘も解消されます。

ラクトフェリン含有の母乳育児のススメ

哺乳類の母乳にはラクトフェリンという成分が含まれており、特に初乳には豊富に含まれています。ラクトフェリンのおかげで産まれたばかりの赤ちゃんは様々な病原菌やウィルスから自分の身を守ることができます。

初産の場合、初乳が思うように出ないこともありますが、乳管を開通させるためのマッサージや赤ちゃんに乳首を吸わせ続けることによってようやく出てくるでしょう。退院間近になるとようやく乳が生産される場合も多いので、初産の場合は諦めずに授乳を続ける努力することが大切です。

また、授乳期間中はお母さんが貧血になりやすい時期でもあります。母乳は元々血液なので、授乳によって母体の血液が赤ちゃんに使われるということになり、鉄分不足が起こってしまうのです。そこで、ラクトフェリンが配合されていることを謳ったヨーグルトを食べることをおすすめします。貧血解消便秘解消が同時にできるので、出産で負担がかかり続けた母体を回復に導くことが期待できます。