ラクトフェリンが口内環境にもたらす影響

ラクトフェリンが口内環境にもたらす影響

ラクトフェリンは、口内環境に良い影響を与えるとして近年注目されている成分です。

まず、ラクトフェリンは歯周病対策に役立ちます。
そもそも歯周病が発症する原因となっているのは、口内に存在している細菌や真菌です。
十分に歯磨きをせずに口内に歯垢が残った状態にしていると、歯と歯茎の隙間、いわゆる歯周ポケット内で菌がどんどん繁殖してしまいます。

そして、繁殖した菌がLPSと呼ばれる毒素を排出するようになります。
この毒素によって炎症が起きて、歯肉が腫れたり、歯茎が痩せてきたり、膿や血が出たりといった歯周病の症状が出てくるのです。

ラクトフェリンには、口内の細菌・真菌を殺菌する働きやLPSと結びついて無毒化する働きがあります。
ですので、歯周病の予防や改善に効果を発揮するのです。

また、口臭の改善にもラクトフェリンは役立つと言われています。
口内に存在している口臭の原因となる細菌の増殖を抑制する働きを持っているからです。
腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて善玉菌が優位な状態に導く働きも持っているため、腸内で発生した有毒ガスが原因で起こっている口臭の改善にも役立ってくれます。

さらに、唾液の分泌を促す働きも持っていることから、口内を潤った状態に保つのにも一役買ってくれるのです。

不足を防ぐためには摂取が必要

不足を防ぐためには摂取が必要

ラクトフェリンは、赤ちゃんの頃から身体の中で活躍している多機能性タンパク質です。
出産後の3日間に出る初乳と呼ばれる母乳を飲んでラクトフェリンを身体に摂り入れることで、赤ちゃんは自分の免疫システムを獲得します。

その後、ラクトフェリンは身体の中で常に合成が行われ続けていきます。
合成された成分は、涙や唾液、消化液や粘膜などの中に存在して免疫システムの働きをサポートすることで、口内を含む全身の健康維持に役立てられているのです。
身体の中で合成できる成分であるならば、身体の外から摂取することは考えなくてもいい思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実際には身体の外からの摂取も必要になります。
なぜなら、身体の中で合成できる量は1日に数グラム程度とそれほど多くはないからです。

しかも、年齢を重ねる中でさらに合成量は減っていく傾向にあります。

ですので、放っておくと成分が不足して、歯周病が悪化したり口臭がひどくなったり、口の中が渇いたりといったトラブルが起こる可能性が高まります。
そうならないために、成分を適宜摂り入れていくようにしましょう。

摂るべき成分量の目安

成分を不足させないためには、1日に少なくとも150ミリグラム程度の成分を摂取する必要があると言われています。
可能であれば、300ミリグラム程度を摂取するのが望ましいです。

普通に生活していては最低摂取量や摂取推奨量を満たすのはなかなか難しいので、意識的に成分を摂り入れることが大切です。

ちなみに、安全性が高い成分であるため、300ミリグラム以上摂取したとしても、直ちに健康に大きな被害が出る心配はありません。
ですので、過剰摂取を恐れて摂取を控えめにするよりも、できる限り成分を積極的に摂り入れるように心がけた方がいいでしょう。

ただし、乳製品由来の成分であることもあり体質によっては、たくさん摂るとお腹がゆるくなる可能性もあります。
乳製品アレルギーを持っている方は、無理をして摂取し過ぎない方が無難です。

おすすめの摂取方法

おすすめの摂取方法

ラクトフェリンは食品からも摂ることは可能ですが、効率良く摂取したいのであれば、サプリメントから摂るのがおすすめです。
牛乳やヨーグルト、チーズなどといった食品に含まれている成分の量は少ないため、食品から十分な量を摂取するためには、たくさん飲んだり食べたりしなくてはいけません。
そうすると、脂質やエネルギーの摂り過ぎになり、肥満につながってしまう恐れがあります。

それに対してラクトフェリンサプリメントであればギュッと成分を濃縮してあるため、1日に数粒程度を飲むだけで肥満の恐れもなく十分な量の成分を摂取することが可能になります。

ラクトフェリンサプリメント選びをする際には、成分が腸まで届くよう工夫が施されたものを選びましょう
身体の中に摂り入れた成分は、胃で分解されることなく生きた状態で腸まで届き吸収されて、初めて有効に活用されるからです。

ラクトフェリンを上手に摂り入れて万全な口内環境の実現を目指そう

ここまで説明してきたことをまとめると、ラクトフェリンは健やかな口内環境を守るために欠かせない成分だと言えるでしょう。

口内に存在している菌の繁殖を抑えたり、毒素を無害な状態にしたり、腸内の善玉菌を活性化させたりすることで、歯周病や口臭、口の渇きなどといったお口の悩みの予防や解消をサポートします。

成分は身体の中で少量なら合成することが可能ですが、それだけでは身体の中に成分が十分に満ちた状態を維持することはできません。

年齢を重ねて合成量が減ってくると特に成分不足によるトラブルが生じやすくなりますから、1日に摂取すべき量を知った上で、成分を毎日摂取する習慣をつけると良いでしょう。

成分が腸まで届く工夫が施されたサプリメントを活用すれば、簡単かつ効率的に1日に必要な成分を身体に補うことが可能になります。
ご自身の口内環境に自信を持てるようにするために、是非摂取を続けてみてください。