母乳に含まれるラクトフェリンは赤ちゃんにとって大切な成分

母乳に含まれるラクトフェリンは赤ちゃんにとって大切な成分

ラクトフェリンは母乳に含まれているタンパク質で、お腹から出た赤ちゃんが外の世界で生きていくために必要不可欠な役割があります。
ラクトフェリンは赤ちゃんの健康を維持していくのに必要なもので、細菌やウィルスの攻撃から身を守るための抗菌効果や抗ウィルス効果、免疫効果などがあります。

特に人間の母乳の中には、牛乳の10倍の成分が含まれており、生体防御作用や健康を維持しさらに健康を増進する作用などがあることが分かってきています。

他にも歯周病を予防する効果や内臓脂肪を低減する効果、細胞の寿命を制御する効果などがあることが判明されており、世界中の研究機関で今もなおラクトフェリンについて研究し続けられてきています。

ヤギなどの哺乳動物を実験台にした組み換えなどの実験が行われており、将来は様々な医療分野で活かされていくことでしょう。

日本人に多いピロリ菌もラクトフェリンを併用することで除菌率が上がる

ラクトフェリンの研究が進んでいけば、現在の医学では救うことが出来ない難病患者を救う可能性も出てくることでしょう。

例えば、日本人に感染者の多い胃炎や胃潰瘍の原因にもなるヘリコバクター・ピロリ菌ですが、この菌に感染した患者に抗生物質を長期間服用させても、完全に病原菌を除菌させていくことはできません。

このピロリ菌はとっても厄介で感染すると消化性の潰瘍ができ、胃ガンの他にも心臓の動脈硬化などを併発しやすくなります。
抗生物質を使用したピロリ菌の除去が現在多くの医療機関で治療法として行われていますが完全除去出来ないのが問題点の一つとなっています。

しかし、セファロスポリン系抗生物質とラクトフェリンを一緒に摂取することで、抗生物質の効果を上げることが出来るため、ピロリ菌の除去率を上げることが出来るということが、現在マウスを使った動物実験で成功しています。

ちなみにセファロスポリン系抗生物質は消化器官の吸収がよく、副作用が出る度合いも少ないので身体の弱い子供やお年寄りも安心して使用することが出来る抗生物質です。

内臓脂肪を減らす効果もあります

中高年になると肥満による生活習慣病が心配になってきます。
食生活が豊かになり、マイカーなど生活面も便利になった現在では、昔に比べるとあまり身体を動かす機会もなくなってきたため、中高年を過ぎたあたりから肥満に悩む型も多くなってきたのではないでしょうか。
特に男性の肥満は糖尿病や心臓病、高血圧や動脈硬化を引き起こすなど、深刻な問題になってきています。

ラクトフェリンには、この内臓脂肪を減らす作用があるため、摂取し続けると内臓脂肪を減らすことが出来るということが実験で判明されています。

ラクトフェリンには内臓脂肪の蓄積を減らす効果や脂質代謝改善効果があるため、内臓脂肪を減らすと同時に、身体についた皮下脂肪も軽減させていく効果があります。

特に腸管の周囲には脂肪細胞が蓄積されやすいのですが、ラクトフェリンを摂取し続けることによって腸管周辺の脂肪細胞の蓄積が著しく減少することが顕著になりました。

腸周辺の脂肪が著しく減少したのには理由があります。
それは実験に使われたラクトフェリンが胃ではなく腸まで届くことが出来た腸溶性のものであったからです。

腸溶性であるかどうかが重要なポイントに

腸溶性であるかどうかが重要なポイントに

最近ではラクトフェリン入りのヨーグルトや乳飲料などがありますが、ラクトフェリンは熱や酸にとても弱いのが特徴です。
せっかく摂取したにも関わらず、酵素でも分解されやすいという特徴がありますので、腸に届く前に胃酸で分解されてしまうため、有効な効果を得ることが不可能になってしまうことでしょう。

世界ではラクトフェリンを使用した実験が行われていますが、実験では特別に腸溶加工したラクトフェリンを使用しているのです。
そのため腸に有効成分が届き、様々な効果や作用を得ることが出来たのです。

そこで自分でラクトフェリンを摂取しようと思うのであれば、腸溶加工されたタブレットタイプのサプリメントを服用するようにしましょう。
ラクトフェリンが生きて腸に届くことによって腸内にある鉄分と結合することができ、さらに腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌を増やしていくことが出来ます。
腸内の免疫力も向上していきますので、健康効果を得ることが出来るでしょう。

未知なる可能性を含めています

未知なる可能性を含めています

ラクトフェリンについては、まだまだ解明されていないことがたくさんありますが、世界中の研究者にとっては、色々な可能性を秘めた成分ですので魅力的な実験材料の一つとなっています。

赤ちゃんが健康に育っていくために必要な成分なのですが、ラクトフェリンを必要とされている方も多くいます。
これからもっとラクトフェリンについて様々な有効な効果や作用があることが判明されていけば、現在の医学で救うことが出来ない、難病で苦しむ人々を救うことが出来るでしょう。

ラクトフェリンを効率よく摂取するためには、腸溶性であるかどうかが重要なポイントになります。
ヨーグルトや乳飲料の場合ですと、胃酸や酵素で分解されてしまうため、有効成分を腸に届けることが出来ません。
そこで腸溶加工されたタブレットタイプのサプリメントを選びましょう。
効果は即効性がありませんので、長期間服用して腸内環境を改善していくことが大切です。